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※精神年齢の伸び : 前回検査からの年換算(12ヶ月当たり)の伸び |
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※検査法は知研式 ・V=田中ビネー知能検査V ・87=田中ビネー知能検査87'
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【解説】 |
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精神年齢(MA:Mental Age)は知的能力が、何歳の人の平均的な能力に相当するかを
数値化したもので、知能年齢・発達年齢とも呼ばれます。幼児の知的発達段階を見る
際には知能指数よりも感覚的に理解しやすい概念です。知能指数 IQは、この精神年齢
MAを、生活年齢・実年齢(CA:Calendar Age)との比率で表した数値です。
MA:精神年齢(知能年齢) ÷ CA:生活年齢(実年齢) × 100 = IQ:知能指数 |
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下の欄は個人別に、講評やご家庭での学習方法アドバイスを記入しています。 |
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【コメント】 |
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●知能検査(IQテスト)は、「その人の知的な能力は実際の年齢と比べてどうか」を
判定します。言語の発達や論理的な思考に関する各種のテストによって「知能水準」
「発達水準」を推定し、数値化します.。その際の目安となるのが「精神(知能)年齢」
です。
●幼児の場合、検査時の感情や体調、検査環境などによって、その結果に大きな差が
出ます。さらに言語能力の発達差が大きい低月齢児では個人差が大きく出る傾向が
あります。また、数値が高くても学習障害等のトラブルを生じている場合もあります
ので注意が必要です。
●知能指数は検査時点の発達段階を数値化したもので、固定的なものではありません。
しかし、一般に8歳頃までの数値がその後に大きく伸びる例は少ないと言われます。
このことは幼少期の環境や体験、適切な教育の重要性を示唆しています。
それだけに、知性の感受性期ともいえる幼児期においては、知識偏重教育、過干渉、
遊びや実体験の欠如など、知能と情動の望ましい発達を阻害する様々な要因に注意
しなければなりません。 |
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