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９．早生まれ・遅生まれ

	レポートのトップへ マミーマイト教室の知能教育レポート：９ 知研式知能検査の結果から 早生まれ・遅生まれ／精神年齢の発達差 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17

* 生まれ月による発達の差（ＭＡ精神年齢）を考える 〜知能テストの結果を、年齢別・男女別に調べてみました〜 「3月生まれだから、まだまだ幼くて…」「3月生まれなので、幼稚園で他のお子さんに、ついていけない…」 最近、お母さま方から、こうしたご相談を続けていただきました。多くのお子さんと実際に接してきた実感… として、生まれ月による発達の差は確かにあります。しかし、お子さまの「生まれ月による差」を心配する事が、逆にお子さまの「発達の遅れ」の原因になっている場合もあるようです。 同じ月に生まれたお子さまでも、その発達には非常に大きな違い、差があります。その差は、生まれ月の差以上に大きな差…とういうのが実感です。それを知能テストの結果から調べてみました。 生まれ月と精神年齢の発達 最年少児 ／ 年少児 ／ 年中児 ／ 年長児 まとめ：ＭＡ・ＩＱの発達（男女・新入室生・在籍生） 入園前の２〜３歳児。ご家族のみの生活環境のお子さんが大半と思います。月齢の差もかなり目立ちます。 知能テストの集計結果では、下のグラフの通り、月齢の差と同時に、在籍1年以上のお子さんと、新入室のお子さんの違いもはっきり出ました。在籍生は精神年齢で平均７ヶ月、知能指数では平均18ポイント上回っています。 ●最年少児・新入室生 ≫ ●最年少児・在籍生 ・満3才前後で入室したお子さん ・主に0才〜2才までに入室した満3才前後のお子さん 新入室生・男女（平均在籍期間 2.6ヶ月） ≫ 在籍生・男女（平均在籍期間 19.5ヶ月） 女子のデータは人数が少なく生まれ月に偏りがある。 新入室生・男子（平均在籍期間 3.1ヶ月） ≫ 在籍生・男子（平均在籍期間 16.7ヶ月） 新入室生・女子（平均在籍期間 2.0ヶ月） ≫ 在籍生・女子（平均在籍期間 23.4ヶ月） 女子のデータは人数が少なく生まれ月に偏りがある。 ※2001年3月〜2006年3月までの記録　※検査法は全て知研式・因子別知能検査（知能研究所） 最年少児 平均データ 人数 精神年齢 ＭＡ平均 ４月生まれと ３月生まれの 精神年齢差 知能指数 ＩＱ平均 精神年齢 新入生と 在籍生の差 知能指数 新入生と 在籍生の差 新入生・男子 21名 ３５ヶ月 １３ヶ月 １００ − − 在籍生・男子 18名 ４０ヶ月 ２４ヶ月 １１４ ＋５ヶ月 ＋１４ 新入生・女子 22名 ３６ヶ月 １９ヶ月 １０３ − − 在籍生・女子 14名 ４５ヶ月 １１ヶ月 １２４ ＋９ヶ月 ＋２２ 在籍生/男女差 − ４ヶ月 − １１ − − 注： 女子の在籍生データは人数が少なく、生まれ月に大きな偏りがある。 ※表のデータは全て小数点以下第１位を四捨五入　※男女差は「女子−男子」 新入室生の傾向 ●この年齢では、男女とも生まれ月に応じた発達の差がまだ顕著です。 ●新入生の段階では男女差はほとんどありません。 ●同じ生まれ月の発達差、個人差はまだ小さく、目立ちません。 教育後（在籍生）の傾向 ●同じ生まれ月の発達差、個人差が拡大。特に女子は個人差が大きくなる。 ●男子は生まれ月の違いによる発達差が拡大。 ●女子の方が全体的に発達がやや早い。また、発達の個人差も大きい。 年少児になると、生まれ月による精神年齢の差は縮小します。 このページの先頭へ▲ 年少児／男女・生まれ月による発達の差 生まれ月と精神年齢の記録 最年少児 ／ 年少児 ／ 年中児 ／ 年長児 まとめ：ＭＡ・ＩＱの発達（男女・新入室生・在籍生） 入園１年目の年少児。生まれ月の発達差も残っていますが、それ以上に個人毎の発達の違いが目立ってきます。幼稚園に入園して、同年齢グループからの刺激が大きく影響する時期です。知能テストの集計結果では、在籍生は新入室生に比べて、精神年齢で平均９ヶ月、知能指数では平均19ポイント上回っています。 ●年少児・新入室生 ≫ ●年少児・在籍生 ・新入室の年少児 ・在籍1年以上の年少児 新入室生・男女（平均在籍期間 1.2ヶ月） ≫ 在籍生・男女（平均在籍期間 22.4ヶ月） 女子のデータは人数が少なく、生まれ月に偏りがある。 男子のデータは人数が少ない。 新入室生・男子（平均在籍期間 1.4ヶ月） ≫ 在籍生・男子（平均在籍期間 21.2ヶ月） 男子のデータは人数が少ない。 新入室生・女子（平均在籍期間 0.9ヶ月） ≫ 在籍生・女子（平均在籍期間 23.7ヶ月） 女子のデータは人数が少なく、生まれ月に偏りがある。 ※2001年3月〜2006年3月までの記録　※検査法は全て知研式・因子別知能検査（知能研究所） 年少児 平均データ 人数 精神年齢 ＭＡ平均 ４月生まれと ３月生まれの 精神年齢差 知能指数 ＩＱ平均 精神年齢 新入生と 在籍生の差 知能指数 新入生と 在籍生の差 新入生・男子 10名 ４５ヶ月 ９ヶ月 ９５ − − 在籍生・男子 25名 ５７ヶ月 １３ヶ月 １２０ ＋１２ヶ月 ＋２５ 新入生・女子 10名 ５３ヶ月 １１ヶ月 １１３ − − 在籍生・女子 23名 ６１ヶ月 １２ヶ月 １２７ ＋７ヶ月 ＋１５ 在籍生/男女差 − ４ヶ月 − ７ − − 注： 女子の新入生データは人数が少なく、生まれ月に大きな偏りがある。 男子の新入生データは人数が少ない。 ※表のデータは全て小数点以下第１位を四捨五入　※男女差は「女子−男子」 新入室生の傾向 ●男女とも生まれ月に応じた発達差はあるが、最年少児よりは差が縮小。 ●男子は同じ生まれ月の発達差、個人差が小さい。 ●女子の方が発達がやや早い。 教育後（在籍生）の傾向 ●生まれ月による発達差よりも、個人差の方が目立つようになる。 ●他の年齢と同様、年少児も女子の方が発達が早い。 ●男女とも発達の個人差が拡大。 年中児では、同じ生まれ月でも、一人一人の発達差が目立ってきます。 このページの先頭へ▲ 年中児／男女・生まれ月による発達の差 生まれ月と精神年齢の記録 最年少児 ／ 年少児 ／ 年中児 ／ 年長児 まとめ：ＭＡ・ＩＱの発達（男女・新入室生・在籍生） 入園２年目の年中児。生まれ月の発達差は集計データ上、まだ残っていますが、一人一人の発達の差に隠れて、ほとんど目立たなくなります。新入室生も最初から個人毎の発達の違いが目立っています。知能テストの集計結果では、在籍生は新入室生に比べて、精神年齢で平均７月、知能指数では平均12ポイント上回っています。 ●年中児・新入室生 ≫ ●年中児・在籍生 ・新入室の年中児 ・在籍1年以上の年中児 新入室生・男女（平均在籍期間 1.4ヶ月） ≫ 在籍生・男女（平均在籍期間 27.7ヶ月） 新入室生・男子（平均在籍期間 1.4ヶ月） ≫ 在籍生・男子（平均在籍期間 24.7ヶ月） 新入室生・女子（平均在籍期間 1.4ヶ月） ≫ 在籍生・女子（平均在籍期間 31.4ヶ月） ※2001年3月〜2006年3月までの記録　※検査法は全て知研式・因子別知能検査（知能研究所） 年中児 平均データ 人数 精神年齢 ＭＡ平均 ４月生まれと ３月生まれの 精神年齢差 知能指数 ＩＱ平均 精神年齢 新入生と 在籍生の差 知能指数 新入生と 在籍生の差 新入生・男子 13名 ６９ヶ月 １３ヶ月 １１５ − − 在籍生・男子 22名 ７５ヶ月 １１ヶ月 １２６ ＋６ヶ月 ＋１０ 新入生・女子 15名 ７１ヶ月 １３ヶ月 １２０ − − 在籍生・女子 19名 ８０ヶ月 １３ヶ月 １３４ ＋９ヶ月 ＋１４ 在籍生/男女差 − ５ヶ月 − ９ − − ※表のデータは全て小数点以下第１位を四捨五入　※男女差は「女子−男子」 新入室生の傾向 ●男女とも集計データ上は、生まれ月に応じた発達差がある。 ●生まれ月の差よりも、個々人の発達差の方が大きい。 ●特に、女子の方が発達が早く、個人差も大きい。 教育後（在籍生）の傾向 ●生まれ月による発達差よりも、個人差の方が目立つようになる。 ●他の年齢と同様、年中児も女子の方が発達が早い。 ●男女とも発達の個人差がさらに拡大。 年長児では、一人一人の発達差が非常に大きくなり、月齢の差は小さくなります。 このページの先頭へ▲ 年長児／男女・生まれ月による発達の差 生まれ月と精神年齢の記録 最年少児 ／ 年少児 ／ 年中児 ／ 年長児 まとめ：ＭＡ・ＩＱの発達（男女・新入室生・在籍生） この年齢の新規入室生がほとんどいません。そのために年長児は在籍生のデータのみとなりました。 年長児になると知能面での月齢差はグラフ化して調べないと分からないほどに、潜在化してしまいます。その反面、一人一人の発達の差は非常に大きくなり、この頃から「学力差・知能差」が目立つようになります。知能テストの記録からも、知能指数の伸びが止まるお子さんと順調に伸び続けるお子さんに分かれる傾向が見られます。 ●年長児・新入室生 ≫ ●年長児・在籍生 ・新入室の年長児 ・在籍1年以上の年長児 新入室生・男女 ≫ 在籍生・男女（平均在籍期間 35.9ヶ月） 年長児・新入室生の データはありません。 新入室生・男子 ≫ 在籍生・男子（平均在籍期間 37.5ヶ月） 年長児・新入室生の データはありません。 新入室生・女子 ≫ 在籍生・女子（平均在籍期間 34.7ヶ月） 年長児・新入室生の データはありません。 ※2001年3月〜2006年3月までの記録　※検査法は全て知研式・因子別知能検査（知能研究所） 年長児 平均データ 人数 精神年齢 ＭＡ平均 ４月生まれと ３月生まれの 精神年齢差 知能指数 ＩＱ平均 精神年齢 新入生と 在籍生の差 知能指数 新入生と 在籍生の差 新入生・男子 0名 − − − − − 在籍生・男子 13名 ９１ヶ月 １１ヶ月 １２７ − − 新入生・女子 0名 − − − − − 在籍生・女子 17名 ９８ヶ月 １３ヶ月 １３６ − − 在籍生/男女差 − ７ヶ月 − １０ − − ※表のデータは全て小数点以下第１位を四捨五入　※男女差は「女子−男子」 教育後（在籍生）の傾向 ●生まれ月による発達差は小さくなり、目立たない。 ●他の年齢と同様、女子の方が発達が早く発達の個人差も大きい。 ●男女とも発達の個人差が非常に大きくなる。 ご参考までに…各年齢別・ＭＡ精神年齢とＩＱ知能指数の発達グラフ このページの先頭へ▲ 平均的な発達の様子（各年齢・男女・新入室生と在籍生の記録） 生まれ月と精神年齢の記録 最年少児 ／ 年少児 ／ 年中児 ／ 年長児 まとめ：ＭＡ・ＩＱの発達（男女・新入室生・在籍生） 同じデータを利用して、各年齢（新入室生・在籍生別、男女別）の発達の様子をグラフにまとめてみました。 精神年齢と知能指数の発達と伸び、そして当教室の知能教育の効果をご理解いただければ幸いです。 ●精神年齢ＭＡの発達（平均） 精神年齢の発達・男子 ・各年齢とも女子の方が発達が早い。 ・最年少／入室時のＭＡ→35.2ヶ月 ・年長児／在籍生のＭＡ→90.7ヶ月 　教育期間36ヶ月間における 　ＭＡの伸びは５５．5ヶ月 　生活年齢の成長プラス１９．5ヶ月 年少／新入室生の数値はデータ数が　少ないため、信頼性が低い。 精神年齢の発達・女子 ・各年齢とも女子の方が発達が早い。 ・最年少／入室時のＭＡ→36.3ヶ月 ・年長児／在籍生のＭＡ→97.5ヶ月 　教育期間36ヶ月間における 　ＭＡの伸びは６１．2ヶ月 　生活年齢の成長プラス２５．2ヶ月 最年少／在籍生と年少／新入室生の　数値はデータ数が少なく、データに偏　りがあるために、信頼性が低い。 ●知能指数ＩＱの伸び（平均） 知能指数の伸び・男子 ・年中児〜年長児の伸びが鈍化 ・各年齢とも男子の方が発達が遅い。 ・傾向として、ＩＱの伸びは早い時期の 　知能教育が効果的。 ・最年少／入室時のＩＱ→　99.5 ・年長児／在籍生のＩＱ→126.7 　　（平均在籍期間37.5ヶ月） 　約3年間でＩＱの伸びは２７．2 年少／新入室生の数値はデータ数が少ないため、信頼性が低い。 知能指数の伸び・女子 ・年中児〜年長児の伸びが鈍化 ・各年齢とも女子の方が発達が早い。 ・傾向として、ＩＱの伸びは早い時期の 　知能教育が効果的。 ・最年少／入室時のＩＱ→102.6 ・年長児／在籍生のＩＱ→136.4 　　（平均在籍期間34.7ヶ月） 　約3年間でＩＱの伸びは３３．8 最年少／在籍生と年少／新入室生の数値はデータ数が少なく、データに偏りがあるため、信頼性が低い。 ※2001年3月〜2006年3月までの記録　※検査法は全て知研式・因子別知能検査（知能研究所） このページの先頭へ▲ ※ 「生まれ月によるＭＡ（精神年齢）の発達差」のグラフと数値について ・ 生徒全員が10月1日に知能テストを一斉受験したと仮定した場合の「推定精神年齢」値によります。 ・ 実際のテスト実施日は生徒によって異なりますが、各生徒の直近テストによる「知能指数・ＩＱ」と、10月1日現在の生活年齢とを掛け合わせて「推定ＭＡ（精神年齢）」を求め、その値とそれぞれの生まれ月をプロットしました。 ・ 「知能指数」は、新入生については入室後の初回テスト、在籍生については10月1日に最も近い日付のテスト時の値。「在籍期間」は実際に知能テストを実施した時点の在籍期間。 月齢差レポートの詳細はこちらのＰＤＦファイル（525KB）をご覧下さい。 次のレポート

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